yukarashi’s diary

おもに映画や写真について書いています。ドキュメンタリーが好きです。

「スピリチュアル・ワールド」@写真美術館

写真美術館の「スピリチュアル・ワールド」展。多分面白いに違いないと思って足を運んだら、やっぱり面白かった。
スピリチュアルっていう切り口で、写真美術館のコレクションをセレクトしているので、バラエティに富んでいて、思いがけず色んな写真家の作品を鑑賞できてラッキー!みたいな喜びも。
写真家でない普通の家庭の一般人が写真を撮って、アルバムに飾って、眺めて、愛でて…という一連の行為自体がちょっとした「信仰」めいているというか、思い出を焼き付けて後生大事にしたり、辛くなった時に眺めてニヤッとしたりとか…そういうのって「崇拝」みたいなのと通じる部分があると私は思っています。
だから「写真」は「スピリチュアル」っていうキーワードと相性抜群過ぎて、写真を撮るという行為自体についても色んな思いを巡らすことができる、そういう興味深い展示でした。
 展示している作品は本当にすべて良かったのですが、中でも個人的に印象に残ったのは、
鈴木理策
土門拳の仏像の顔…木製の額も含め良かった。
●三好耕三の「湯船」…2010年からの作品とのことで、初見でしたが超良かった!常に面白いテーマを追求している姿勢にも惹かれます。
横尾忠則の「テクナメーション」…この手法初めて知った。60年代以降主に広告で使用されていた、らしいですが、いつぞやに世田谷美術館で見た横尾忠則展でも見た記憶なし。写真好きだけじゃんなくて横尾忠則ファンも見たい展示なのでは?と思いました。
あと、奈良原一高内藤正敏もわりと作品多かった。別な写真展等で見たことある作品も多かったけれど、なかなか楽しくて満足!
次回の企画展も面白そうなので、絶対行くけれど、その後写真美術館はしばらく休館とのことで、私はその間一体どこで写真を見ればいいの(泣)という気分がさらに強まった。素晴らしい展示でした。