2015-01-01から1年間の記事一覧
テロルと映画 - スペクタクルとしての暴力 (中公新書) 作者: 四方田 犬彦 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2015/06/25 メディア: 新書 この商品を含むブログ (1件) を見る 「テロルと映画」(中公新書/四方田犬彦著)が非常に面白かったので、本書で…
映画監督、作家、コンテンポラリーアーティストとして活動するミランダ・ジュライの新刊。ミランダ・ジュライが監督・脚本・主演を務めた映画『ザ・フューチャー』(2011)をきっかけに彼女の作品をきちんと認識するようになり、それ以来新作を心待ちにして…
このところ欠かさず足を運んでいるフィルムセンターの企画展。今回のテーマは志村喬です。私にとって志村喬といえば、やはり黒澤明の『生きる』のイメージが一番大きいです。と言いますか、出演作品をあまり観たことがありません。志村喬は三船敏郎と並んで…
ディン・Q・レは1968年ベトナム生まれのアーティスト。78年に家族でアメリカに移住し、カリフォルニア大学で美術を学び、現在はホーチミン在住だそうです。私は今回の展示で初めて彼のことを知りました。 「ベトナム戦争」をテーマにした作品の数々はどれも…
●「シネマブックの秘かな愉しみ」@東京国立近代美術館フィルムセンター 展示室コンパクトながらも充実した展示が魅力的なフィルムセンター。 今回、そこまで期待せずに行ったこの展示ですが、いやー楽しかった。映画に限らず、アートをテーマにしてレポート…